財布 蟇口(がまぐち)

蟇口は明治の初期に外国からの輸入品を模倣して作られたのが始まりといわれています。
井戸文人著『日本嚢物史(にほんふくろものし)』によると、当初は高価なものでしたが明治20年頃には広く使用されたとあります。
国内で作られた蟇口はアジアや欧米に輸出されました。

横縞漆付蟇口
(よこじまうるしづけがまぐち)