丁銀袋(ちょうぎんぶくろ)

室町後期から幕末にかけて通用した丁銀を入れた袋です。
丁銀はなまこ形の棒状の銀の塊で、表面には「寶」「常是」や年代の印が刻まれたものもあり、重さによって価値が決められました。
丁銀袋は主に両替商が背負って使用していたといわれています。鹿革の軽さと丈夫さが活かされています。

丁銀袋

山吉印燻丁銀袋
(やまよしじるしふすべちょうぎんぶくろ)